指摘を受けたらどう思いますか?

【自分には見えないことがある】
〜指摘に感謝しよう〜


あなたは指摘に価値があると知っていましたか?

もし、価値に気付いていないなら指摘を
わずらわしく思っているかもしれませんが、
後で有り難みを実感する時がきます。

こんな誰でもできる簡単なことにどんな
価値があるか気になる方は読んでみて下さい。



あなたの人生をアップデートする
ライフデベロッパーの高木です。


あなたは他人から指摘される又は自分が
他人に指摘すると聞くとどんなイメージを
持ちますか?

ちなみに、ここでいう指摘とはアドバイス
批判など個人的意見のフィードバックのことです。

恐らく、多くの人は指摘するのもされるのも
ネガティブなイメージが強いのではないでしょうか?

その理由は自分又は相手の意見と違うことで
感情に影響を与えてしまうからです。

つまり、指摘するのであれば言い方により 相手の気分を害する可能性があり、
指摘されるのであれば言い方、捉え方により
感情が動かされる(精神的ダメージを受ける)
可能性があるわけです。

だから指摘という言葉にネガティブな
イメージを持つ人が多いのです。

指摘が悪い訳ではなく、言い方や捉え方の
問題なのですが、最近は指摘自体が
悪いことのように世論形成されている
ような気もします。

ではなぜ指摘が悪みたいな風潮が
できてしまったのでしょうか?

それは、豊かさの向上、個性の尊重、
教育制度の変化などが原因です。

社会が全体的に豊かになり、経済的余裕が
できた結果、周りに配慮する心の余裕ができ、
さらに社会として個性を活かし、育てる為、
教育制度も変化してきました。

その結果、ゆとり世代やさとり世代など
教育の過渡期ごとに当たり前の常識が
変化してきました。

ジェネレーションギャップという言葉も
世代間で常識が通用しない意味ですよね?

ゆとり世代、さとり世代は望まずも
個性を伸ばすような教育を受けてきました。
つまり、自己重要性を育む教育を受けてきた
のです。

その為、その過程では、批判されたり、
間違いを強制的に修正されたりといった
ものが以前に比べ少なくなりました。

結果、世間一般に言う打たれ弱いような
性質を持つようになったのです。

それ以前の世代は批判や指摘、体罰など
当たり前のように受けてきたのですから
常識が通じないのも無理はありません。


問題なのは、古い教育を受けた人が効果的な
指摘の方法を知らず、新しい教育を受けた
人は効果的な指摘の受け方、捉え方を知らない
ことです。

この問題を解決しない限り、指摘のイメージが
変わることはありませんが、それもわざわざ
指摘する人は多くありません。

ここが今回のテーマです。

なぜなら指摘はするにせよされるにせよ
エネルギーを使うからです。

できればエネルギーを無駄にしたくない
というのが心情であれば、義務感が
なければすることはありません。


例えば電車内で他人の迷惑になるような行為をしている人にあなたは注意できますか?

恐らく、余程自分に危害がなければ
注意しないし、逆に自分の方から避けるのでは
ないでしょうか?

それはなぜですか?面倒だからです。


このように社会的に指摘をしたり、受ける
ということが少なくなってきています。

その結果、勘違いして行き過ぎたことを
してしまう人や間違いを正されることなく
生きていく人が多くなってきています。

人は指摘されなければ中々自分の間違いには
気付けません。

ビジネスに置き換えれば、お客様は
不満があっても無言で去っていくことが
ほとんどです。

指摘されればどこが間違っていたかは
明白ですが、無言では自分で原因を究明
していく他ありません。

そして改善してもそれは指摘されないので
効果が見えにくいのです。


だからこそ、今のあなたに指摘してくれる人
がいるなら感謝して欲しいのです。

指摘してくれないならコンサルタントなどに
お金を払って指摘して気付いて修正するしか
ないのですから…。

逆に言えば、あなたが指摘するなら
誰かの役に立てるということです。
もちろん言い方に工夫は必要ですが、
何か反応してくれるだけで価値があります。

たとえ商材が無くても今すぐ人の役に立つ
ことができるのです。

是非、フィードバックの技術を磨いて
人に感謝されてみて下さいね!